【令和6年能登半島地震】マッサージボランティア活動のご報告
3/4~3/7まで石川県輪島市にてマッサージのボランティア活動を行いました。
当館「神戸サウナ&スパ」は1995年、阪神・淡路大震災にて被災し建物が倒壊、2年間の休業を余儀なくされました。地元の方や全国の方々のあたたかい支援により営業を再開し、2024年で70周年を迎えます。
あの日のことを忘れることなく恩返しの気持ちを持ち、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など各地で災害が起きた際は支援活動を行ってまいりました。
今回の令和6年能登半島地震の被害は大きく、2か月経過した現在でも建物の倒壊、断水、道路の遮断など復旧作業が続いています。
今もなお避難生活を送っている方々の心と体が、少しでも楽になるようにと、このたび4名のボディケアセラピストが2日間で鵠巣小学校、大屋小学校、大屋公民館の3つの施設をめぐり100名以上の方に施術を行いました。
「視界が明るくなりました」「今日はよく眠れそうです」「贅沢な時間をありがとう」など皆様からお声をいただき、私たちも元気をもらいました。改めてマッサージの癒しの力を感じた瞬間でもありました。
今回の活動でボランティアサポーター募金にご協力いただいた皆様、
食料品や日用品のご支援をいただいた皆様、
あたたかいお声がけをくださった皆様、
そして受け入れていただいた輪島の皆様、本当にありがとうございました。
滞在中、輪島に住む方々のお話を聞き、被害の跡が残る街並みをたくさん目にしました。焼けた朝市通りや海底が隆起してしまった漁港、すべての家屋が倒壊した集落、避難所で生活する方々も多くいらっしゃいます。
また、先行きの見えない不安や集団生活のストレス、不眠などにより心や体がこわばってしまっている方がいらっしゃることも肌身をもって体感いたしました。
一日でも早い復興をお祈りするとともに、神戸サウナ&スパは今後も災害などが起こった際に出来る限りの支援活動を行ってまいります。